<小田原競輪:北条早雲杯争奪戦>G3◇9R S級準決勝◇29日
松浦悠士(広島)が捲り切り、決勝進出を決めた。
早くも1億円を突破。今年の獲得賞金ランキングでは大差をつけて1位に輝く松浦が、圧倒的支持を集めた最後の準決勝。打鐘が鳴り、高橋晋也(福島)が捲って仕掛けるも吉澤純平(茨城)が大きく抵抗。その動きを見た松浦が、すかさず内をすくって蕗澤鴻太郎(群馬)のマークへ。そして最終バックストレッチで松浦が番手から捲り切り、見事人気に応えた。
格上の走りで決勝進出を果たした松浦は、「打鐘ぐらいから叩きあうと思っていたので、出きったほうのラインについていこうと思っていました。吉澤(純平)さんが大きくけん制したので、臨機応変に対応できたかと思います。昨日のほうが少し感じが良かったので、決勝に向けて調整します。強力な相手がいるが、精一杯自分の見せ場を作れるよう頑張ります」と決勝への意気込みを語った。
(ABEMA/競輪・オートレースチャンネルより)