将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が8月30日に行われ、天野倉優臣アマが佐藤秀司八段(53)に89手で勝利した。
東大2年の天野倉アマは、1回戦で谷合廣紀四段(26)、2回戦で上村亘五段(33)に勝利。本局では、先手の天野倉アマが四間飛車、佐藤八段の居飛車という対抗形の出だしに。穴熊で囲った佐藤八段に対し、飛車を2筋に戻して上部から攻略。反撃を受けつつも、しっかりと詰み筋を見つけ、見事に勝ち切った。
天野倉アマは、次局で阿部健治郎七段(31)と対戦。勝利すれば二次予選進出が決まる。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太七段が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)