<小田原競輪:北条早雲杯争奪戦>G3◇9R S級決勝◇30日
 和田真久留(神奈川)が差し切り、地元記念を初制覇した。
 完全優勝&大会V3に王手をかけた地元・郡司浩平(神奈川)に期待が集まった決勝戦。早い仕掛けで先頭に立った松井宏佑(神奈川)が、終始レースをリード。最終2コーナー、捲ってきた吉澤純平(茨城)を郡司がけん制したところ、煽られた吉澤に巻き込まれ佐藤慎太郎(福島)が落車してしまうアクシデントが。最後の直線、番手で脚を溜めていた和田が松井を捕らえ、地元記念タイトルを手にした。郡司は3着での入線だったものの、押上げにより失格。松浦悠士(広島)が3着繰り上げとなった。大本命の郡司が失格になったことで、地元ワンツーながら2車単は29番人気の5-6、1万6210円。3連単は154番人気の5-6-3、11万9160円と高配当になった。