心温まるエピソードだった。ますだおかだの増田英彦が、ボートレーサー・守田俊介選手の人柄を表す18年前の出来事を語った。
9月5日、ABEMA「ABEMA BOATRACE TOWN『知識で争う波乗王』」に生出演した増田は、女性ピン芸人の石川ことみとボートレース賢者の称号をかけて対決し、番組指定4レースで予想のプレゼン力と的中率で争った。そのうちの1レースに守田選手が出場。増田は自身のプレゼンタイムになると、新聞で読んで感動し、「切り取って手帳に保管している」というエピソードを語り始めた。
ボートレースびわこの最寄り駅。その駅前で募金活動が行われていた。生まれながらに重い病気を持った赤ちゃんに海外で治療を受けさせたいと願う両親による募金活動で、たまたま通りかかって事情を聞いた同場の関係者が開催レース出場中の選手に呼びかけたところ、全選手から1万円ずつの募金が集まったという。「それだけでもすごいこと」と増田は語ったが、その開催レースに優勝した守田選手は、まだ若手ながらも「優勝賞金を全額、寄付した」とのこと。お陰でその赤ちゃんは無事、手術を受けることができたのだそうだ。
MCを務めたスピードワゴンの井戸田潤らが感心すると、続けて増田は守田選手が2015年、初めてSGレースで優勝した賞金3500万円を東日本大震災の被災地に全額寄付したエピソードも紹介。「いやー、すげーなぁ」と感服した井戸田が、その増田の話術に対しても「いろいろと勉強になりました。ありがとうございます」と頭を下げると、増田は「ご褒美に義理のお母さんの写真集をちょうだい」と、オープニングで井戸田が語った「大掃除をしていたら前の義理のお母さんのヘアヌード写真集が出てきた」という話を掘り返し、スタジオを爆笑させる場面もあった。
(ABEMA/BOATRACEチャンネルより)