「オンライン教育なら“入学しやすく、卒業しにくい大学”が作れる」APU学長・出口治明氏(元ライフネット生命会長) NewsBAR橋下 2020/09/08 11:41 拡大する 5日のABEMA『NewsBAR橋下』に、立命館アジア太平洋大学(APU)学長を務める出口治明氏(72)が出演。コロナ禍の大学教育のあり方について議論した。・【映像】出口治明氏と橋下氏が大学教育を熱く語る 大分県別府市にあるAPU。同市は温泉を中心とした観光都市でもあるため、コロナ禍は学生の学業だけでなく、生活をも直撃した。 「学生のアルバイト先は、ほとんどがホテルや飲食店。だから最初に知事や市長にお願いにいった。その結果、県は外国人留学生を優先にした奨学金の枠を特別に広げてくれ、市もアルバイトの仕事を作ってくれた。そして卒業生と教職員有志で『APU Hands』という団体を作り、お米やパスタ、小麦粉を配ったところ、地元紙に大きく取り上げられたら、市民の皆さんから米1トンとか、香川の方から讃岐うどん500食が送られてきた。僕も手伝いに行ったが、6~700人もの学生がやってきて、“これでしばらくご飯を食べられる”と喜んでくれた。立命館全体で25億円の緊急支援、政府からの援助もあり、4億円を配ることができた」(出口氏)。 続きを読む