将棋の王座戦五番勝負第2局が9月9日に行われ、永瀬拓矢王座(叡王、28)と久保利明九段(45)が午前9時から対局を開始した。第1局に勝利している永瀬王座が勝てば、初防衛に王手。久保九段はタイトル通算8期に向けて、タイに戻せるか。シリーズの流れを決める重要な一局だ。
【中継】永瀬王座が連勝か、久保九段が巻き返すか 王座戦第2局
永瀬王座は、2009年10月に四段昇段。叡王で初タイトルを獲得し、現在の王座と含めてタイトルは2期。若手棋戦の新人王戦、加古川青流戦でそれぞれ1回、優勝経験がある。将棋にかけるストイックな姿勢から“軍曹”“中尉”といった異名がついている。対局時の栄養補給にフルーツを多く食べることでも知られている。
久保九段は、1993年4月に四段昇段。棋王3期、王将4期で、タイトル通算7期。棋戦優勝は6回。振り飛車党のトップ棋士として知られ、さらには巧みな捌きから“捌きのアーティスト”の異名を持つ。今年に入りTwitterのアカウントを開設。ファンからも好評だ。
両者の対戦成績は、永瀬王座が5勝1敗でリードしている。
本局の持ち時間は各5時間。先手は久保九段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)