<岐阜競輪場:長良川鵜飼カップ>G3◇7R S級準決勝◇12日
荒井崇博(佐賀)が差し切り、決勝進出の切符をもぎ取った。上田尭弥(熊本)が早い仕掛けで先頭に立ち、レースをリード。最後の直線、上田の番手で脚を溜めていた荒井が見事差し切った。2着には九州勢のマークについていた浅井康太(三重)が荒井に続く形で入線した。
人気を落としていた荒井が勝利を飾ったこともあり、2車単は23番人気の6-1、1万610円、3連単は90番人気の6-1-7、3万8370円とW万車券に。
今年初の記念決勝進出となった荒井は、「(先行を務めた)上田くんが強かった。取れるところが後ろしかなかったので、1回そこから押さえて考えようと。(ラインで)ワンツー決めたかったけど、後ろ2人(浅井、鈴木竜士)が強かったです。上田くんが頑張ってくれたので、優勝目指してがんばります」と連携した後輩に感謝した。
今年2月、右足三角靱帯損傷の疑いと右足痛風の疑いにより、G1全日本選抜競輪を途中欠場。それ以降は厳しい戦いが続いていた荒井だが、優勝して完全復活となるか。
(ABEMA/競輪・オートレースチャンネルより)