<岐阜競輪場:長良川鵜飼カップ>G3◇9R S級決勝◇13日
郡司浩平(神奈川)が前節の小田原記念のリベンジを果たし、完全優勝を果たした。打鐘前、人気の郡司が仕掛けて先頭に立つも、松浦悠士(広島)が後方からスピードを上げて主導権を握る。最終バックストレッチ、3番手につけていた郡司が捲って松浦を飲み込むと、他を寄せつけない走りで完全優勝を決めた。2車単は2番人気の7-4、660円。3連単は3番人気の7-4-2、1930円と本命決着となった。
完全優勝を決めた郡司は、「レースに対応したいろいろな戦法ができたので、自信になりました。(小田原記念のリベンジを果たしたが)何とか良いところを見せられて良かった。松浦がどこから来るかなという判断だけだったので、あとは2人の勝負というか。自分でもビックリするぐらい(脚に)余裕があった」とレースを振り返った。
タイトル獲得も近いのではという質問には、「タイトルを前にするとブレちゃってなかなか取れないけど、(G1は)今年あと2つあるのでそれに向けてやっていくだけ。お客さんの声援が選手にとって励みになるので、レース場に来てまた応援をお願いします」とビッグレースへの意気込みを語った。
(ABEMA/競輪・オートレースチャンネルより)