<伊東競輪場:共同通信社杯>G2◇9R S級一予選◇18日
新田祐大(福島)が捲りきって、人気に応えた。日本ナショナルチームの拠点である伊豆へ移住している、“地元”新田に人気が集まった9R。早めに仕掛けた坂本周作(青森)が主導権を握る中、最終周回で後方から皿屋豊(三重)が捲って先頭に迫ると、それに合わせて新田が番手捲りで先頭へ。そのまま他を寄せつけない走りで勝利を飾った。
見事人気に応えた新田は、「坂本(周作)くんがかなり頑張っていたので、いけるかと思ったがゴール線まで連れていけなかったのが悔しかったですね。(前回は当大会で優勝したが)前回がどうというより、今回1着取って駒を進められたことが嬉しい。坂本くんの力がなければスムーズに行かなかった勝利なので、二次予選、準決勝、決勝と進んでいけるように頑張りたい」と連携した後輩に感謝。
また事前抽選や人数制限はあるものの有観客開催での開催について、「いつもの競輪に戻ってきたなという感覚がある。久々にお客さんの前で走ることができて、すごく楽しみが湧いてきました。スタート前にお客さまから『地元の新田頑張れ』と言ってもらえたが、しっかり1着取ることができて声援に応えられて良かった。今日の1着は若手、先輩の力を借りての1着。2日目、3日目と形にして恩返しできればと思います」と意気込みを語った。
(ABEMA/競輪・オートレースチャンネルより)