パチンコやパチスロの製作を手がけるコナミアミューズメントは9月7日にパチスロの新台『~ガールズケイリン~GIフェアリーグランプリ』を発表しました。競輪(ケイリン)をモチーフとしたパチスロは史上初めてのことになります。
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公営競技をモチーフにしたパチンコやパチスロはこれまでにいくつか発売されてきました。
例えば同社の『GI優駿倶楽部』を初めとした『GI』シリーズは競馬をモチーフとしたパチスロです。パチンコでも『ぱちんこGI優駿倶楽部』という機種が同社から出ていますし、他にもサンセイR&Dからは『GI DREAM』シリーズという競馬をモチーフとしたパチンコも発売されています。
ボートレースではパチスロの『モンキーターン』シリーズ(山佐)が発売されています。最新作で現在、稼働中の『パチスロ モンキーターンIV』は人気機種になっています。原作は漫画の『モンキーターン』。西陣やエース電研というメーカーからこの漫画をモチーフとしたパチンコも過去に発売されました。
オートレースは2018年に発売された『パチンコCRオートレース~スピードスター★森且行~189Ver.』があります。タイトルにあるように森且行選手や、現役で人気実力No.1女子レーサーの佐藤摩弥選手が実写で登場しています。
さて、競輪はというと、パチンコでは過去に発売された機種がありました。競輪漫画の決定版『ギャンブルレーサー』をモチーフにした『CR GレーサーN-KX』。2013年に発売されたこの機種には中野浩一氏を始めとしたレジェンドレーサーや当時現役の有名選手が実写で登場し、パチンコ好きの競輪ファンの間では話題となっていました。
ちなみに「プリティレーサーズ」という9名の女子選手らしき実写キャラクターが登場するのですが、ガールズケイリンにあらず。2012年からガールズケイリンは復活していましたから、扱われてもよかったんですけどね……。
というわけで史上初めて、ガールズケイリンがパチンコホールに登場することになるのです。
リリースによりますと、主人公は「武井リン」という名の二次元女性キャラクター。実名で登場する日本全国の競輪場をすごろく形式で巡って主人公を成長させていくシステムになっていて、最終目標は「ガールズグランプリ」を制覇すること。その道中、各エリアにいるライバルと熱いバトルを繰り広げるのですが、舞台となるのは実名のレースになるそうです。つまり「ガールズフレッシュクイーン」に「ガールズケイリンフェスティバル」、「ガールズケイリンコレクション」、「ガールズグランプリトライアル」を経て、「ガールズグランプリ」に自分が育てた選手を出場させられるということでしょう(初回リリースには詳細なし)。
もしそれが叶うなら、ガールズケイリンファンとしてはたまらない仕様ですね♪
気になるのは実在する選手が登場するのかということ。初回リリース情報にはありませんが、「JKA全面協力」ということですし、パネルにはガールズケイリンのキャッチフレーズ「顔より太もも。」が掲げられていますし、実写じゃなくて二次元キャラクターになっていたとしても登場を期待してしまいます。
ネット上では「女性のキャラクターが8名いて、主人公はピンクの勝負服を着ている。ガールズケイリンではあり得ない!」とか「ガールズケイリンの格付けはすべてFIIなのにGIっていうのはどういうこと?」など、細かいツッコミを入れる競輪ファンの書き込みが見られたりしますが、まあまあ、そこは競輪(ケイリン)とパチスロの初共演を楽しみましょう。
全国のパチンコホールへの導入は11月が予定されています。ガールズケイリンファン、パチスロファン共に乞うご期待!!