<伊東競輪場:共同通信社杯>G2◇10R S級準決勝◇20日
新田祐大(福島)が人気に応えて逃げ切り、決勝に駒を進めた。新田と佐藤慎太郎のS級S班の福島コンビに人気が集まった最初の準決勝。赤版で吉田拓矢(茨城)がスピードを上げて先頭に出ると、鈴木裕(千葉)が捲って先頭を奪取する、という激しいポジション争いに。打鐘が鳴り、中団でチャンスを伺っていた新田が踏み出して一気に先頭に踊り出るも、連携した佐藤とは千切れる結果に。最終バックストレッチ、山田英明(佐賀)が捲って迫るも新田がそのまま逃げ切った。
人気に応えた新田は、「今日はごちゃついたこともあり、ラインで上手くゴール線を切ることはできなかったが、自分の走りとしてはしっかり仕掛けることはできた。2日目、準決勝とごちゃついた展開でもしっかり力を出して勝負できるというのを今節は見せられているかと。今回優勝して、やっと(獲得賞金が)グランプリのランキングの圏内を目指せるかなという感じなので、どうにか勝ち取りたい」と年末に向けての意気込みを語った。
(ABEMA/競輪・オートレースチャンネルより)