<伊東競輪場:共同通信社杯>G2◇11R S級準決勝◇20日
脇本雄太(福井)が捲り切り、無傷の3連勝で決勝進出を決めた。赤板周回、清水裕友(山口)が仕掛けて先頭に立つと、打鐘とともに人気の脇本が7番手から脇本が捲りに出ると、それを見て小松崎大地(福島)も番手捲りで同時発進。しかし脇本が力でねじ伏せて小松崎を捲りきると、そのまま先頭の清水まで飲み込み、後続に大差をつけて快勝した。
2着、3着に人気を落としていた中本匠栄(熊本)、園田匠(福岡)の九州コンビが入ったことで2連単は10番人気の1-8、4050円。3連単は38番人気の1-8-4、1万2570円と高配当決着に。
完全優勝まで残り1つとなった脇本は、「久しぶりに長めに踏んだかなと。昨日は精神的にプレッシャーがあったが、今日はプレッシャーを力に変えることができた。中本(匠栄)くんが前団だったので突っ張りはないだろうし、小松崎(大地)さんか清水(裕友)くんが反応してから動けばいいかなと。4車並走の外はきつかった。最後までペースに入ることなく、踏みっぱなしだった。ゴール前は余裕がなかったです。(決勝も)期待に応えられるよう頑張ります」とレースを振り返った。
(ABEMA/競輪・オートレースチャンネルより)