<大相撲秋場所>◇十日目◇22日◇東京・両国国技館
前頭九枚目・炎鵬(宮城野)が、前頭十五枚目・松鳳山(二所ノ関)に押し倒しで敗れ2勝8敗で、3場所連続負け越しが決まった。
前日、1勝7敗と負け越しに後がない状況から、巨漢・逸ノ城を下して館内を沸かせたが、この日は立ち合いから松鳳山相手に鋭く突っかけたものの、タイミングよく小手を振られると形勢逆転。土俵際でしゃがみながらなんとか踏ん張ろうとしたものの、とどめを指されて土俵下に落ちた。
幕内力士の平均体重が160キロ超と言われる中で、92キロという小兵の炎鵬。動きの素早さと技の豊富さで幕内上位まで上がったことがあったが、2020年の本場所はこれで3場所全て負け越しとなった。
ABEMAの中継で解説を務めた元前頭・玉飛鳥の熊ヶ谷親方は「炎鵬からしたら体力差が出てしまった一番。力技になかなか残せない」とポイントを指摘。「この体でよくやっていると思います。一番一番、命がけでやっている」と奮闘ぶりを称える場面もあった。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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