人気アイドル・SKE48須田亜香里のピュアな性格が丸わかりとなる爆笑エピソードが誕生した。須田は初主演となる麻雀映画「打姫オバカミーコ」で、主人公・丘葉未唯子(ミーコ)を熱演している。麻雀、芝居で“師匠”と崇める俳優・萩原聖人との共演で、ハードスケジュールの中、ミーコ同様に成長を遂げたという。ところが、須田が「一番緊張しました」というのがハグのシーン。さらには、クランクアップを祝うハグの際には、恥ずかしさが最高潮に達し、「ガチで逃げちゃいました!」と大笑いで明かした。
初主演の映画は、駆け出しの女流プロ雀士が元王者のトッププロに弟子入りし、成長していくラブコメディ。ミーコは素直で明るい性格で、須田はまさにハマり役だ。麻雀の芝居も勉強中の須田は「この映画は、麻雀初心者の方でも『へー』って思いながら見られると思います。途中で麻雀についてグラフィックの説明もあるし、どんなことが起きているかもわかるので、肩肘張らずに見られます」と、ファンにおすすめした。
慣れない演技に、難しい麻雀シーン。根性でセリフを丸暗記し乗り越えた須田だったが、どうしても緊張したのが、ハグのシーンだった。「最初、撮影開始から3日後ぐらいに『ハグの日』が入っていたんです。でも心の準備がまだで、無理!無理!って。そうしたら雨で別の日になったので、ホッとしました(笑)」。延期になったハグだが、いよいよ当日になっても、やっぱり緊張した。「お芝居だから『きゃー』とか言っちゃいけないと思っていたんですけど、1回リハをする時に『ごめんなさい、1回待ってください』って言っちゃって。なんとかできたんですけど、恥ずかしがってすいませんと謝りました」と、演技の世界ではラブシーンなども当たり前の中、ハグでもドキドキというピュアぶりを発揮した。
ただ、これも後のハプニングに比べれば序章だった。萩原から「今日クランクアップだね。お疲れ様のハグするよ、あはは!」と笑われていたが、いざ撮影が終了した直後、須田のもとには萩原が本当にやってきた。「『お疲れ様!』と言いながらいらっしゃったんですけど、私ガチで逃げちゃったんですよ。だから萩原さんが襲う人みたいになっちゃって。本当にごめんなさいです(笑)」と、今作最大の失敗談だと説明した。なお、萩原のコメントは「ハグしようとしたら拒否られた(笑)おっさんがセクハラしようとしただけに見えてないか?と思いました(笑)」だった。