将棋の王座戦五番勝負第3局が9月24日に行われ、永瀬拓矢王座(28)と久保利明九段(45)が午前9時から対局を開始した。シリーズ成績は1勝1敗の五分。勝った方がタイトル獲得に王手をかける。
【中継】勝てばタイトルに王手 永瀬王座 対 久保九段 王座戦第3局
永瀬王座は2009年10月に四段昇段。竜王戦1組(1組:2期)、順位戦B級1組。タイトルは叡王、王座で各1期の通算2期。若手棋戦の新人王戦、加古川青流戦で各1回優勝歴がある。叡王戦では豊島将之竜王(叡王、30)と七番勝負で計10局、1418手という“史上最長の七番勝負”を戦ったことでも話題になった。
久保九段は1993年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:10期)、順位戦B級1組(A級:13期)。タイトルは棋王3期、王将4期の計7期。棋戦優勝も6回を誇る。プロの間では少数派である振り飛車党の実力者で“捌きのアーティスト”という異名も持つ。
本局の持ち時間は各5時間。振り駒の結果、先手は永瀬王座。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)