麻雀プロ団体「RMU」のトップリーグ戦「令昭位戦」Aリーグの最終・第13節が9月24日に行われ、河野高志が逃げ切りで第12期令昭位に輝いた。前節までに大きなリードを築いていた河野は、今節も危なげない戦いぶりでポイント差を維持。2、3回戦では有終の美を飾るトップも取った。
最終4回戦を前に、2位以下に180ポイント以上の差をつけていた河野は、最終戦がまさにウイニングランに。終始冷静に打ち続け、タイトル獲得の瞬間を迎えた。「今年は世間の情勢もあり、リーグ戦を最後まで開催できるかも危ぶまれていた中で完走できたのも含めて思い出深い年になりそうです」と、新型コロナウイルスの影響もあったシーズンを振り返ると「タイトルホルダーとしていくつかタイトル戦に呼ばれますが、そこで1つでも勝つことが自身のためだけでなく、団体・後輩のためになると思って頑張ります」と、団体を代表しての活躍を誓っていた。
【試合結果】
1位 阿部孝則 +37.8
2位 河野高志 +8.3
3位 多井隆晴 +7.4
4位 松ヶ瀬隆弥 ▲53.5
【最終結果】
1位 河野高志 +242.2
2位 松ヶ瀬隆弥 +48.4
3位 阿部孝則 +3.8
4位 多井隆晴 ▲81.7
◆令昭位戦Aリーグ RMU所属のトッププロ6人によるリーグ戦。年間13節、1人最大46半荘を戦い、最もポイントの高かった選手がその年の令昭位となる。9節終了時で1人脱落、第10節終了時にさらに1人が脱落。11~13節は上位4人、ポイント半分持ち越しで戦う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)