映画『ミッドナイトスワン』公開記念舞台挨拶が9月27日、TOHOシネマズ六本木ヒルズシアター7にて行われ、草なぎ剛、服部樹咲、水川あさみ、内田英治監督が登壇。草なぎが同作の現場の雰囲気について語った。
同作は、トランスジェンダーとして日々身体と心の葛藤を抱え生きる凪沙(草なぎ)と、親から愛を注がれず生きるもバレエダンサーを夢見る少女・一果(服部)の姿を通して“切なくも美しい現代の愛の形”を描く「ラブストーリー」。新宿のニューハーフショークラブでステージに立つ凪沙は、ある日、ネグレクトを受ける親戚の少女・一果を預かることになる。自らの“性”に葛藤し世間から疎外感を感じながら生きてきた凪沙は、自分と同じく孤独に生きてきた一果の苦悩と向き合い、彼女の才能に気付き応援するうちに愛を知り、初めて「母になりたい」と願うようになる。