将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が9月28日に行われ、渡辺和史四段(25)が瀬川晶司六段(50)に勝利し、一次予選決勝進出を決めた。午後7時から佐藤紳哉七段(43)と、二次予選進出をかけて戦う。
角換わり腰掛け銀から始まった対局は、渡辺四段が相手陣深くに打ち込んだ駒と、端攻めによる挟撃で優勢に。最終盤では一時、瀬川玉を逃したかと思われた場面もあったが、最後はしっかりと即詰みに討ち取った。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太二冠が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)