「電話番号を伝えるだけ…で何かをやった気になるのは虫が良すぎるのではないか?」
 自殺したとみられる著名人について報道機関が伝える際、併せて相談窓口「いのちの電話」の電話番号を周知するケースが増えている。竹内結子さんの急逝を伝えるニュースでも同様の取り組みが広がる中、報道機関に苦言を呈するのが、テレビ番組のディレクターとして自殺問題を取材してきた放送作家の大嶋智博氏だ。