将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が9月30日に行われ、佐々木慎七段(40)が三枚堂達也七段(27)に114手で勝利した。佐々木七段は午後7時から行われる一次予選決勝へと進出した。
振り飛車党らしく、後手番から三間飛車・美濃囲いを採用した佐々木七段は、居飛車・左美濃の三枚堂七段に対して、中盤から少しずつペースを握る展開に。一時は窮屈な展開にも追い込まれたが、攻めを再開すると確実に三枚堂玉を追い込んだ。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太二冠が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)