将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が10月2日に行われ、勝又清和七段(51)が西尾明七段(41)に125手で勝利した。勝又七段は午後2時から、二次予選進出をかけて阿部光瑠六段(25)と対戦する。
出だしこそ相居飛車だった将棋は、横歩を取った勝又七段に対し、西尾七段が金を前線に出し、さらには飛車を2筋に振って向かい飛車のような進行に。複雑な序中盤から、徐々に勝又七段がペースを握ると、終盤にかけては追い上げられた場面もあったが、自玉の安全を確保した後、西尾玉を即詰みに討ち取った。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太二冠が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)