国内最大級のプロアマ参加の麻雀大会「麻雀最強戦2020」のファイナル進出を目指す「著名人超頭脳決戦」が10月4日に行われ、小説家の宮内悠介が決勝卓のオーラスで役満・国士無双をアガり、逆転優勝した。
予選B卓から決勝卓に進んだ宮内は、決勝卓の東1局からいきなり親の跳満をアガるロケットスタートを見せたが、その後は須貝駿貴、広瀬章人にかわされ3着目で最終、南4局2本場に。トップ目の須貝まで9800点差、満貫ツモで逆転という状況で、宮内の手牌はなんと国士無双に一直線。11巡目に中待ちのテンパイを入れた。
河に1枚見えていた中だが、残り3枚は香川愛生の手牌にあり、ツモアガリの可能性は0%だったが、2着目から逆転を狙った広瀬からリーチが入ったことで、香川にとっては国士無双を除けば完全安牌の3枚が最も切りやすい状況になった。多くのファンが固唾を飲む中、香川の手から中が切られると、宮内が大逆転の役満を出アガった。
試合後、宮内は「結果的にとても大味な感じになって恐縮です。満貫ツモでいいのになんで国士無双なんだろうと。自分の身に、こういう奇跡が起こるとは信じられないです」と、小説以上に劇的な勝利に興奮気味だった。
【試合結果】
1位 宮内悠介
2位 須貝駿貴
3位 広瀬章人
4位 香川愛生
(ABEMA/麻雀チャンネルより)