1988年に映画監督デビューして以来、堤幸彦監督は娯楽大作から社会派作品まで幅広く手掛けながらも、一貫して人間の真実を見つめてきた。今回、そんな堤幸彦監督がメガホンをとったのは、雫井脩介原作のベストセラー小説「望み」。雫井脩介が執筆時に最も苦しみ抜いたという、渾身の力作を日本が誇る名俳優・堤真一や石田ゆり子、今大注目俳優・岡田健史、清原果耶ほか豪華キャスト陣により映画化。衝撃と感動のサスペンス・エンタテインメントとなっている。堤幸彦監督は、2015年に『悼む人』、2018年に『人魚の眠る家』、2019年には『十二人の死にたい子どもたち』などを手掛けており、サスペンスやコメディ、ヒューマンドラマなど多彩なジャンルに挑み続けている。そんな堤幸彦監督の作品を10月9日(金)公開の映画『望み』と併せて紹介する。