埼玉県桶川市で歩行中の男性を暴行したとして、パート従業員の成島明彦容疑者が逮捕された。
【映像】一触即発…道路の真ん中で妨害行為をする「ひょっこり男」
近所でも“迷惑男”として有名だったという成島明彦容疑者。成島容疑者は昨年にも自転車で“ひょっこり飛び出す”危険な運転を繰り返し、執行猶予4年、懲役2年の有罪判決を受けていた。
成島容疑者は暴行事件を起こす約20分前、自転車による妨害行為でトラブルを起こしていた。暴行された被害者の弟が運転する車のドライブレコーダーには、自転車でひょっこり飛び出す危険な運転をしている成島容疑者の姿が映っていた。
被害者の男性によると「ものすごい(後続車が)渋滞を起こしているので、『もういい加減にしろ』『何をやっているんだ』と話した」という。男性が注意すると、自転車から降りてきた成島容疑者が突然殴りかかってきた。男性が成島容疑者から被害を受けるのは二度目で、一度目は昨年の逮捕前に成島容疑者から石を投げられ、腰を打撲したという。
なぜ“ひょっこり”行為を繰り返してしまうのか。明星大学准教授で臨床心理士の藤井靖氏は「ゲーム感覚で意図して繰り返すようになったのではないか」と意見を述べる。
「最初は意図せず偶発的に飛び出し、独特のスリルや相手の反応で快感やスッキリ感を得る。ゲーム感覚で意図して繰り返すようになり、動機について聞いても、本人もわかっていないのでは」
運転する車に向かって飛び出す危険な“ひょっこり”行為。警察は車への妨害行為についても慎重に捜査している。
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