金正恩委員長の“涙のワケ”、そして新型ミサイルの意味は…?異例尽くしの深夜パレードから北朝鮮情勢を読み解く ABEMA Prime 2020/10/13 12:44 拡大する 朝鮮労働党創建75周年を迎えた10日、軍事パレードを開催、その模様を生中継した北朝鮮。真夜中のスタートは異例で、「北極星4A」と書かれた新型のSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)や、新型と見られるICBM(大陸間弾道ミサイル)もお披露目された。・【映像】"無慈悲な指導者"イメージ刷新?異例尽くしの演説 しかし、それ以上に異例尽くしだったのが、時折涙ぐむ場面も見せた、金正恩委員長による演説だった。 金委員長は「全人民に熱い感謝と祝賀の挨拶を謹んで捧げる。本心は“ありがとうございます”の一言に尽きる」「一人の悪性ウイルス(新型コロナウイルス)被害者もなく、皆が健康であってくれて、本当にありがとうございます」と、国民に向け敬語を使って呼びかけかと思えば、「天のようで海のようなわが人民のあまりにも厚い信頼を受けるだけで、ただの一度も満足に応えることができず、本当に面目ない。まだ努力と真心が足りず、わが人民は困窮した生活を脱することができずにいる」と、声を震わせて自らの力不足を詫びる場面も。 続きを読む