羽生善治九段、シリーズ初勝利 豊島将之竜王下しタイトル100期にあと3勝/将棋・竜王戦七番勝負 将棋羽生善治,豊島将之 2020/10/23 17:18 拡大する 将棋の竜王戦七番勝負第2局が10月22、23日、愛知県名古屋市の「亀岳林 万松寺」で行われ、羽生善治九段(50)が豊島将之竜王(叡王、30)に勝利、シリーズ成績を1勝1敗のタイに戻した。羽生九段はこれまでタイトル通算99期を数え、前人未到の大記録となる通算100期まであと3勝と迫った。【動画】羽生善治九段、シリーズ初勝利 タイトル100期にあと3勝 第1局を52手という記録的な短手数で落としていた羽生九段だが、角換わりで始まった第2局では後手番から積極的な姿勢を維持。序盤からどんどんと指し手が進む展開の中、やや有利の状況で1日目を終えると、2日目も両者ともに積極的な戦いに終始。2日目の昼食休憩あたりから終盤に差し掛かると、一気に羽生九段がリード。ミスの許されない展開の中、確実に寄せ切りシリーズ初勝利をもぎ取った。 続きを読む 関連記事