第6期から不二家が主催となった将棋の叡王戦。開幕戦が10月31日に行われたが、早くも不二家らしい“一手”が繰り出された。対局者の横に置かれていたのは、同社のキャラクター「ペコちゃん」のマークが入ったお菓子ボックス。将棋界では、対局中の栄養補給としてお菓子を食べるケースも多く、ネット上を中心に早くも大反響となっている。
不二家は110周年を迎えた老舗の食品メーカーで、主に菓子が有名。キャラクターのペコちゃんも絶大な認知度を誇っている。今期の叡王戦から主催を務めることになり、先日行われた記者会見で、河村宣行代表取締役社長は「棋士のみなさまは、対局をされる時にお菓子を食べている。お菓子は糖分が多いが脳のエネルギー源になる。私共が叡王戦をお菓子で応援させていただくのも意義があると思っています」とコメントしていた。
会見時にも披露していたこのお菓子ボックス。中には同社の「ホームパイ」、「カントリーマアム」、チョコレート「LOOK」などが入っている。中継でこのボックスが映ると、早々に将棋界から反応が沸き起こった。
現役時代、大量のチョコレートを食べていたことでも知られる加藤一二三九段(80)はTwitterで「ひふみんも現役時代におやつBOXをいただきたかった」とコメント。また、日本将棋連盟の常務理事を務める西尾明七段(41)もTwitterで「お菓子BOXのお菓子は対局後に持ち帰り可能となっております。」と報告した。
またファンの間でも好評のようで「不二家お菓子ボックスかわいい。」「叡王戦仕様のお菓子ボックス欲しいなぁ~」「いろんな先生の隣にお菓子ボックス…楽しい…」と、次々と新たなコメントが生まれていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)