将棋の朝日杯将棋オープン戦二次予選が11月6日に行われ、松尾歩八段(40)が佐々木慎七段(40)に127手で勝利した。松尾八段は午後7時から、本戦出場をかけてもう1局指す。
タイトル経験こそないが、各棋戦で上位の常連である松尾八段は、三間飛車を用いてきた佐々木七段に対して居飛車穴熊で対応。中盤では拮抗した主導権争いが繰り広げられたが、両者持ち時間を使い切った終盤では、形勢が大きく揺れ動く激戦に。それでも勝機を捉えた松尾八段が一気に突き放し、本戦出場に近づいた。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太二冠が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)