叡王戦段位別予選(七段戦)が11月10日に行われ、宮田敦史七段(39)が勝又清和七段(51)に72手で勝利した。
詰将棋巧者としても知られる宮田七段は、相矢倉の出だしから常に攻勢をかけ主導権を握る展開に。終盤も攻め手を休めることなく畳み掛け、そのまま勝負をつけた。宮田七段は午後7時から高見泰地七段(27)と対戦する。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。最多の44人が参加する七段戦は2組に分かれ、各組優勝の2人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)