将棋の叡王戦段位別予選(五段戦)が11月20日に行われ、高野智史五段(27)が上村亘五段(33)に103手で勝利、ベスト8入りした。
午前中の対局に勝利、本局に進んでいた高野五段は、プロの間でも研究が進んだ角換わりの出だしから、中盤の競り合いでリード。一時盛り返される局面もあったが、相手の大駒の動きを制限することに成功すると、粘る上村五段の攻めをしのぎ切り、将棋を収めた。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。21人が参加する五段戦は優勝者の1人だけが本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)