「波を打ちながら倒れて…」実況も驚いた“壮絶”KO わずか1分間でダウンの応酬に「ベストバウト」ファン興奮
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 試合開始わずか1分の間に、両選手が派手なダウンを1つずつ奪い合った激しい打撃戦は、実況が「波を打ちながら倒れていった…」と驚きを禁じ得ない壮絶なダウンで幕を閉じた。

【映像】「波を打ちながら…」壮絶なダウン

 11月27日に後楽園ホールで開催された「Krush.119」。龍華と志村力輝の対戦は、龍華が2つの豪快なダウンを奪って1ラウンド2分2秒でKO勝ちを収めた。まるでジェットコースターのように目まぐるしく攻め手が入れ変わる展開にファンからは「すごい試合」「今日のベストバウト」などの反響が寄せられている。

 2戦連続、ヒザ蹴りでKO勝利している好調の志村は、この日、髪を青く染めて登場。一方、2019年、20年とK-1甲子園を連覇。さらに優勝者がファイトマネーを総取りとなるMONEY in the KHAOS ROYALのライト級トーナメント優勝など、若干18歳ながら龍華も5連勝中と勢いに乗る期待の選手。好調選手同士の注目の一戦だ。

 ともに長身で蹴りに自信をもっている両者の戦いは、ローやミドルなどバチバチの蹴り合戦で幕を開ける。試合の流れが変わったのは開始50秒、志村が右のミドルでコーナーに追い込むと、すかさず左のパンチ。一瞬フラッシュダウン気味に体勢を崩した龍華だったが、すぐにリカバリーすると、お返しとばかりに強引な右で志村のテンプルを打ち抜いた。志村の183センチの長身が前のめりに“ばたり”と倒れる様子はインパクトが大きくABEMAの視聴者は「すげえ倒れ方」「(龍華が)効いたと思ったら逆転した」など、早くも大盛り上がり。

 さらに驚きは続く。被弾した志村のダメージはダウンの様子から深刻に思われたが、立ち上がった志村が張り倒すような左でダウンを奪い返したのだ。わずか1分ほどの間で起こった激しいダウンの応酬に「ええええ」「マジか」「返した」「何だ、今のは?」とファンのボルテージは最高潮に。

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 ダメージが残っているはずの両者だが、再開後も真っ向からの打ち合いを展開する。龍華はサウスポー、志村はオーソドックスと両者のパンチが順番に当たる好勝負だが、ここで、志村の前蹴りが龍華の下腹部を捉えるローブローのアクシデントが発生。

 勢いよくリングに倒れ込み、長い時間、苦悶の表情を浮かべた龍華の様子にABEMAで解説を務めた石川直生も「これは回復できるかなぁ…」と心配そうだ。インジュアリータイム のインターバルを経て、龍華はレフェリーに「大丈夫」と頷きながら戦いに戻る。

 試合再開、躊躇なく志村が飛び込んでいくと、再び両者のパンチ、蹴りが激しく交錯する。志村が左ミドル、パンチ、ヒザと立て続けに打ち込むなど優勢に見えたが、至近距離から龍華が強烈な左を一閃すると、志村が大の字に倒れ込んで試合は終了。激しいダウンの応酬となった熱戦の幕切れを実況の高橋大輔アナウンサーは興奮気味に「志村が波を打つように倒れていった」と驚きを交えながら表現。失神状態の志村にドクターが駆け寄るシーンが映し出されると「さすがに(ダメージが)蓄積していたな」「一回目のダウンでよく立ったよ」「倒れ方が派手だったけど大丈夫か…」など、志村の健闘をたたえる声、心配の声も寄せられた。

 勝者の龍華について解説の石川が「ローブローの中断から最初のアクションでKOというのは凄いですね。気持ちの強さも評価したいです」と称賛すると、ゲスト解説のK-1スーパー・ライト級王者である山崎秀晃も「18歳とは思えないオーラが出しましたね」と絶賛。その一方、真っ向勝負を挑み惜しくも散った志村に対しても「プロフェッショナルを見せてくれたし、これがKrushという試合でした」と勇気を讃えた。

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