差別撤廃やスポーツの力を示すというメッセージを込め、アスリートたちのリアルな実体験に基づいて作られたナイキの動画。先月28日にYouTubeで公開されると立ちどころに話題を呼び、2日午後の時点で1000万回に迫る勢いで再生されている。
ただ、その評価は大きく割れている。「もっとこういうCMが増えるといいな」「差別問題を取り上げるのは、素晴らしい企業活動だ」と、YouTubeの「高い評価」が5.1万回に達する反面、「日本人全員が人種差別をしているような映像になってはいないか」「得しているのは登場人物とナイキだけではないのか」といった批判の声も少なくなく、「低い評価」は3.1万回に上っている。