王座を11連続で防衛した屈指のハードパンチャーが、まさかの敗北。元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志が、ボクシング対決で瞬殺された。12月3日、特番「SUIZIN-水神バトルチャンピオントーナメント-」に生出演した内山は、キックボクサーの皇治、シュートボクサーのRENAらとボートレースで対決。全員がほぼ初心者の中、ボートレース解説者から予想を聞ける権利を得るために、ミニゲームに挑戦した。
【動画】内山高志、女子格闘家・RENAに敗れる「年ですから」
最初のミニゲームは「押し相撲」。1本の長い棒を押し合い、1歩でも動いたら負けというシンプルなルールで、内山はRENAと対決して危なげなく勝利。皇治が「やっぱり兄貴、そういうとこっすよね」と感心するほどに、格の違いを見せつけた。続くミニゲームは「ボクシング」対決で、こちらは拳を出すと人形もパンチを繰り出すお馴染みのゲームを使用。またしても対戦者となったRENAが「これで勝ったらすごくないですか?」とやる気をみなぎらせると、内山は「本職だよ、ボクシング」と余裕を見せた。
「ボクシングテクニック、実際のテクニックがどう反映されるでしょうか」。格闘技アナとして活躍する清野茂樹が実況する中、注目のゴング。両者がすかさずパンチを連打すると、一瞬にして内山の人形がマットに沈んだ。「やったー」。RENAが思わずガッツポーズすると、清野は「世界チャンピオン、惨敗」とのアナウンス。司会を務めた高田延彦も「レジェンドチャンピオンがいとも簡単にやられたね」と驚くと、内山は「年ですから、僕も…」と苦笑いを浮かべてスタジオの笑いを誘った。