封じ手直前に1時間超の長考合戦 豊島将之竜王 対 羽生善治九段 形勢互角で1日目終了/将棋・竜王戦七番勝負 将棋羽生善治,豊島将之 2020/12/05 18:46 拡大する 将棋の竜王戦七番勝負第5局が12月5日に神奈川県足柄下郡「ホテル花月園」で行われ、豊島将之竜王(叡王、30)と羽生善治九段(50)が対局、45手目を羽生九段が封じ手とし、1日目を終了した。2日目は翌6日の午前9時ごろに封じ手が開封され、豊島竜王の手番から再開する。【中継】豊島竜王、勝てば初防衛!羽生九段、踏ん張るか 竜王戦第5局 豊島竜王が勝てば自身初防衛、羽生九段は負ければ2年ぶりのタイトル戦ながらタイトル100期の大記録を逃す、という一局になったが出だしは豊島竜王が雁木、羽生九段が矢倉に構えた。研究形でもあったのか、対局から3時間後の昼食休憩までに37手目まで進行したが、休憩明けから午後6時の封じ手までは、わずか7手しか進まない長考合戦に。封じ手前の44手目に豊島竜王が93分かければ、羽生九段も封じ手の45手目には68分かけた。形勢は互角だが、序盤から中盤になるところでじっくりと考えたい局面のようだ。 続きを読む 関連記事