将棋の叡王戦段位別予選(四段戦)が12月12日に行われ、長谷部浩平四段(26)が渡辺和史四段(26)に118手で勝利、ベスト4に進出した。
今年度の勝率が7割を超える絶好調の渡辺四段に対し、矢倉に構えて戦いを挑んだ長谷部四段は、中盤の攻防からリードを奪い始めると、序盤で温存していた持ち時間も有効に使い、さらに優勢に。渡辺四段に攻めから自玉の上部脱出に成功し安全を確保すると、その後は攻めを切らさず快勝した。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。17人が参加する四段戦からは優勝者1人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)