2015年のM-1グランプリ覇者、トレンディエンジェルの斎藤司が、意外な弱点を告白した。12月12日、「ABEMA BOATRACE TOWN『知識で争う波乗王』」にリモート生出演した斎藤は、ますだおかだの増田英彦と、ボートレース賢者の称号をかけて予想プレゼンと的中率で対決。「ボートレースは1回戦落ち」と自ら語る初心者の斎藤は、「今日は、好きな数字を言っていく感じになります」と、ボートレース玄人の増田に胸を借りる腹積もりの様子だった。
番組指定1レース目、その開催地のボートレース戸田について、アンバサダーの植木通彦が「24場の中で、コース幅が一番狭い」「1コースが狭いので、センター(3・4コース)が有利」などと説明すると、「皆さんで言えば、劇場が狭いというイメージで推理されてもいいのかな」ともアドバイス。MCを務めた次長課長の河本準一が納得して「分かりやすかったんじゃないですか?」と話を振ると、斎藤は「私は、ステージが小さい方がウケやすいんです」と答えた。
河本が笑いながら「なぜでしょうかね。広いと緊張が増すということでしょうか」と聞くと、斎藤は「そうですね」と頷き、「やっぱりステージが大きいと『ぺっぺっぺー』も小さく見えてしまう」と分析。すぐさま「粗が見えてしまう」とも続け、スタジオを爆笑させた。ただ、以降は河本からの振りにも微妙な返しの連続で、その河本が「どうもスベるというか逃げるというか、コメントが流れるというか…」と苦笑いすると、「楽屋で(リモートを)やってるもんで、どうもギアが入らない」「1人でやってるんで、ヒリツキがない」と言い訳。それでも、肝心の増田との戦いにはしっかりと勝利して「(M-1優勝時に)審査員をしていただいた増田さんに勝てたのが嬉しい」「恩返しができたと思います」と笑顔を見せると、増田も「追い込まれたところからの斎藤さんの強さを思い出した」と、敗者復活からの劇的な優勝を振り返りつつ、健闘を称えた。
(ABEMA/BOATRACEチャンネルより)