最終盤にドラマ 阿部光瑠六段、行方尚史九段に逆転勝利 午後2時から本戦出場かけもう一局/将棋・朝日杯
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 将棋の朝日杯将棋オープン戦の二次予選が12月14日に行われ、阿部光瑠六段(26)が行方尚史九段(46)に117手で勝利した。阿部六段は、午後2時から本戦出場をかけ、佐藤天彦九段(32)と対戦する。

【中継】朝日杯 二次予選 行方尚史九段-阿部光瑠六段

 阿部六段の四間飛車と、行方九段の居飛車・雁木という対抗形で始まった将棋は、一進一退の攻防からペースは行方九段に。両者持ち時間を使い切り1分将棋のプレッシャーの中で戦い続けたが、行方九段が勝勢になったと見られていた。ところが一手を契機に形勢は大逆転。今度は阿部六段が勝勢となり、即詰みに討ち取った。「将棋は逆転のゲーム」と呼ばれるが、実力者同士の一局でもまさに大逆転が起こり得るという一局となった。

◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太二冠が2連覇している棋戦としても知られている。

ABEMA/将棋チャンネルより)

朝日杯 二次予選 行方尚史九段-阿部光瑠六段
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第13回朝日杯 準決勝・決勝 千田翔太七段 対 藤井聡太七段/永瀬拓矢二冠
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