将棋の朝日杯将棋オープン戦の二次予選が12月14日に行われ、佐藤天彦九段(32)と阿部光瑠六段(26)が午後2時から対局を開始した。勝者は本戦出場が決まる。
佐藤九段は、2006年10月に四段昇段。竜王戦1組(1組:7期)、順位戦A級(A級以上:6期)。タイトルは2016年度から名人で3期連速、棋戦優勝は4回。
阿部六段は、2011年4月に四段昇段。竜王戦4組、順位戦C級2組。2014年度に若手棋戦の新人王戦で優勝経験がある。
両者はプロ将棋界初の早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」でチームメイトとして戦った経験もあり、その際は斎藤慎太郎八段(27)と3人でネクタイ交換もしている間柄だ。
持ち時間は各40分で、振り駒の結果、先手は阿部六段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太二冠が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)