「色覚異常」を抱える人たちの悩み…「見え方の幅と思っていただければ」旧来のままの簡易検査の復活に疑問も ABEMA Prime 2020/12/25 07:40 拡大する 「白と薄いピンク色の色鉛筆を並べられて“どっちで塗りますか”と言われたら、間違う可能性がある」。セイジさん(仮名・25)は、色の見え方が通常の人と違って見える先天的な「色覚異常」を抱えている。セイジさんが幼稚園の時に描いた親の似顔絵を見てみる、唇が緑色に塗られているのが分かる。・【映像】色覚異常の当事者が語る"色が違う世界"とは? 他人との見え方の違いに気づいたのは、かつて小学校で一斉に実施されていた簡易な「色覚検査」だった。「みんなが青や紺色で塗っているところを、僕は紫っぽい色で塗っていたことなどがあって、“なんか色使いが独特だよね”とは言われていた。でも、色覚異常だとは思っていなかった」。 続きを読む 関連記事