19日の午後0時40分ごろ、富山県砺波市の山あいで幅100メートル、深さ20メートルにわたって地すべりが起き、空き家1棟が倒壊した。
降り続いた雪が解け、地下にしみ込んだことで地盤が緩んだとみられていて、砺波市は21日、周辺の2世帯7人に避難指示を出した。
視聴者撮影の映像には、地すべりで空き家が倒壊し、一帯の木々も倒れる様子が鮮明に映っている。避難した住民は「(地すべりで)残っていた(敷地の)一部分がまた落ちて、だんだんうちの方に向いて迫ってきている」と話す。
現場ではその後も小規模な崩落が続いているため、安全確認や応急工事に時間がかかり、避難が長期化する恐れも出ている。