21日に閣議決定された第三次補正予算案に組み込まれた博士号取得を目指す若手研究者への支援策が話題を呼んでいる。
 現在およそ7万5000人いるとされる博士課程の学生。実は、その半分以上が無給で、生活に必要とされる年180万円の収入を得られているのは、わずか10%だ。こうした厳しい経済状況、学位取得後のキャリアへの不安から、“研究者離れ・博士離れ”が進んでいるという。