将棋の叡王戦段位別予選(九段戦)が1月9日に行われ、青野照市九段(67)が先崎学九段(50)に101手で勝利した。青野九段は次局、森下卓九段(54)と対戦する。
相掛かりから始まった対局は、雁木に構えた青野九段が中盤の攻防でリードを奪い終盤へ。お互い秒読みになった最終盤は、青野九段が勝勢になったものの、一手により互角まで戻る場面も繰り返されたが、最後はなんとか逃げ切った。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。28人が参加する九段戦は3組に分けて行われ、各組の優勝者の計3人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)