将棋の叡王戦段位別予選(九段戦)が1月9日に行われ、丸山忠久九段(50)が鈴木大介九段(46)に165手で勝利した。丸山九段は次局、佐藤天彦九段(32)と対戦する。
振り飛車党の鈴木九段が四間飛車を採用したのに対し、丸山九段は居飛車穴熊で対抗形に。序中盤は鈴木九段のペースで進んだ。両者9筋に寄った端玉に対しての攻防が続く中、終盤の一手を境に形勢は丸山九段の勝勢に。勝機をつかんだ丸山九段は1分将棋が続いたが、逆転を許さずそのまま勝ち切った。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。28人が参加する九段戦は3組に分けて行われ、各組の優勝者の計3人が本戦に進む。
(ABEMA/将棋チャンネルより)