将棋の叡王戦段位別予選(八段戦)が1月20日に行われ、日浦市郎八段(54)が佐藤秀司八段(53)に117手で勝利した。日浦八段は次局、真田圭一八段(48)と対戦する。
相矢倉の出だしで始まった一局は、棒銀で果敢に攻めた日浦八段が先にリードを奪うと、佐藤八段の反撃にあいながらも、攻め手を休めることなくその差を拡大。最後まで粘る佐藤八段を振り切り、勝利を手にした。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。28人が参加する八段戦は3組に分かれ、各組優勝の3人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)