将棋の朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメント1回戦が1月21日に行われ、木村一基九段(47)と船江恒平六段(33)が午前10時から対局を開始した。勝者は午後7時から準々決勝でもう一局戦う。
木村九段は、1997年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:12期)、順位戦B級1組(A級:5期)。タイトルは王位で1期。棋戦優勝は2回で、そのうち1回はこの朝日杯(第4回大会)。受け巧者であることから“千駄ヶ谷の受け師”の異名を持ち、46歳3カ月という史上最年長での初タイトルを獲得した際には“中年の星”として、同年代のファンを中心に熱い支持を受けた。
船江六段は、2010年10月に四段昇段。竜王戦3組、順位戦C級1組。タイトル歴はないが、棋戦優勝は2回の実績がある。詰将棋にも定評があり、藤井聡太王位・棋聖(18)が5連覇している詰将棋解答選手権の歴代優勝者でもある。
持ち時間は各40分で、振り駒の結果、先手は木村九段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太王位・棋聖が2連覇した棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)