スピードワゴンの井戸田潤が1月23日、自身がMCを務める「ABEMA BOATRACE TOWN『知識で争う波乗王』」に生出演して、芸人に必要な能力について説いた。この日は清水佐紀と須藤茉麻が元Berryz工房対決としてボートレースの予想プレゼンと的中率で勝負。合間にボートレーサーの適正能力についてのVTRが流れ、ボートレーサーにはレースでの旋回のために握力、乗艇姿勢を安定させるために背筋力、風の抵抗を減らすために柔軟性、リアルタイムで正しい判断をするために反射神経などが必要と紹介された。
「アイドルに必要な能力はありますか？」。この流れで井戸田が質問すると、清水は「んー」と悩んだ末に「愛想の良さですかね」との回答。爆笑した井戸田が「後輩にもアドバイスするんですか？」と続けると、清水曰く「何があっても笑顔で返しなさい」と教えていたそうで、これには井戸田も「アイドルは、さすがにそうですよね」と理解を示した。一方の須藤は「空気を読めるかも大事じゃないですか」との見解。「競技と一緒で体力も必要だと思います」とも述べると、井戸田も「そうか。ハロプロはダンスが激しかったり、フォーメーションが難しかったりするもんね」と納得の様子で、須藤と清水共に「そこは鍛えられたと思います」とBerryz工房時代を振り返った。
その後、芸人に必要な能力についての話題に移ると、井戸田は「忘れる力ですかね」と即答。周囲が大笑いすると「全てのスベったことを忘れていく作業を毎日やっている」とし、「引きずらないことですね」との返しには「ウケたことはずーっと焼き付いてるんですけど、スベったこともそれ以上に、焦げ付くくらいに焼き付く」と説明した。井戸田曰く「それをなんとか剥がし取る」ことが大切だとのこと。意外な芸人の苦労に、共演者たちもただただ頷くばかりだった。
（ABEMA／BOATRACEチャンネルより）
