日本将棋連盟による1月25日週の公式戦は、28日に羽生善治九段と森内俊之九段というレジェンド同士が通算137回目の対局。29日には、朝日杯将棋オープン戦4日目が行われ、ベスト4が出揃うほか、藤井聡太王位・棋聖が竜王戦ランキング戦2組に登場する。30・31日には王将戦七番勝負第3局が行われる。主な対局は以下のとおり。
1月25日(月曜日)
王座戦二次予選 中川大輔八段 対 佐々木慎七段 (携帯中継)
棋王戦予選 山本真也六段 対 古賀悠聖四段 (携帯中継)
大成建設杯清麗戦予選 伊藤沙恵女流三段 対 野原未蘭女流1級 (携帯中継)
1月26日(火曜日)
竜王戦1組 丸山忠久九段 対 稲葉陽八段 (携帯中継)
棋王戦予選 塚田泰明九段 対 窪田義行七段 (携帯中継)
王将戦一次予選 高崎一生七段 対 伊藤匠四段 (携帯中継)
1月27日(水曜日)
竜王戦1組 山崎隆之八段 対 阿部健治郎七段 (携帯中継)
王座戦二次予選 横山泰明七段 対 三枚堂達也七段 (携帯中継)
王座戦二次予選 斎藤慎太郎八段 対 澤田真吾七段 (携帯中継)
叡王戦予選 金井恒太六段 対 村田顕弘六段 (ABEMA)
叡王戦予選 都成竜馬六段 対 金井か村田 (ABEMA)
叡王戦予選 佐藤紳哉七段 対 佐藤和俊七段 (ABEMA)
王将戦一次予選 飯島栄治七段 対 佐々木勇気七段 (携帯中継)
ヒューリック杯棋聖戦二次予選 屋敷伸之九段 対 西山朋佳女流三冠 (携帯中継)
1月28日(木曜日)
順位戦C級2組 黒田尭之四段 対 高野智史五段 (携帯中継)
順位戦C級2組 長谷部浩平四段 対 池永天志四段 (携帯中継)
順位戦C級2組 星野良生五段 対 出口若武四段 (携帯中継)
叡王戦予選 松本佳介六段 対 遠山雄亮六段 (ABEMA)
叡王戦予選 所司和晴七段 対 西尾明七段 (ABEMA)
ヒューリック杯棋聖戦二次予選 羽生善治九段 対 森内俊之九段 (携帯中継)
子供の頃からライバルとして戦ってきた2人のレジェンドが、通算137回目の対局。タイトル99期、永世七冠の羽生九段に対し、森内九段も十八世名人。2000年代前半から201年代半ばまで、名人のタイトルは2人のどちらかが保持していたこともあったほどだ。持ち時間各3時間で、先手・後手は振り駒で決まる。
1月29日(金曜日)
竜王戦2組 藤井聡太王位・棋聖 対 阿久津主税八段 (ABEMA・携帯中継)
6、5、4、3組と4期連続で優勝を果たし、ランキング戦では1度も負けることなく2組まで駆け上がってきた藤井王位・棋聖。今期は5期連続優勝での本戦出場、1組昇級が目標となる。2組には渡辺名人をはじめ、順位戦A級棋士やタイトル経験者がごろごろ。新たな快挙に向けて、初戦で弾みをつけられるか。持ち時間は各5時間で、先手・後手は振り駒で決まる。
朝日杯将棋オープン戦本戦 千田翔太七段 対 西田拓也四段 (ABEMA・携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦本戦 深浦康市九段 対 佐藤天彦九段 (ABEMA・携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦本戦 千田か西田 対 深浦か佐藤 (ABEMA・携帯中継)
この日でベスト4が出揃う朝日杯。ここまで渡辺名人、藤井王位・棋聖、三浦九段が勝ち進んでいる。千田七段は昨期、準決勝で藤井王位・棋聖、決勝で永瀬王座を破り初優勝。2年連続優勝に向けて、どんな戦いを見せるか。持ち時間は各40分で、先手・後手は振り駒で決まる。
ヒューリック杯白玲戦C組 加藤桃子女流三段 対 宮宗紫野女流二段 (携帯中継)
ヒューリック杯白玲戦D組 山口恵梨子女流二段 対 武富礼衣女流初段 (携帯中継)
ヒューリック杯白玲戦G組 里見香奈女流四冠 対 村田智穂女流二段 (携帯中継)
ヒューリック杯白玲戦H組 室田伊緒女流二段 対 和田はな女流2級 (携帯中継)
1月30・31日(土・日曜日)
王将戦第3局 渡辺明王将 対 永瀬拓矢王座 (将棋プレミアム・携帯中継)
第1局、第2局ともに渡辺王将が勝利し、主導権を握った今シリーズ。対戦成績では渡辺王将が13勝3敗、直近6連勝とはっきり優位に立っている。今年度は全棋士トップの対局数、58局をこなしている永瀬王座だが、現将棋界の頂点に立つ棋士に対してどう反撃するか。持ち時間は各8時間の2日制で、先手は渡辺王将。
1月30日(土曜日)
マイナビ女子オープン本戦 千葉涼子女流四段 対 塚田恵梨花女流初段 (携帯中継)
(写真提供:日本将棋連盟)