将棋の叡王戦段位別予選(六段戦)が1月27日に行われ、都成竜馬六段(31)が金井恒太六段(34)に95手で勝利した。都成六段はAブロックの決勝に進出。本戦出場にあと1つと迫った。
都成六段の中飛車、金井六段の居飛車という対抗形で始まった将棋は、中盤のさばきで金井六段がリード。都成六段の美濃囲いを崩しにかかり、はっきり優勢になったと見られていた。それでもしぶとく守っていた都成六段が徐々に巻き返すと、相手の攻め駒をうまく攻め立てついに逆転。攻めのターンが回ってきたところで一気に金井陣の攻略に成功した。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。24人が参加する六段戦は2組に分けて行われ、各組の優勝者の計2人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)