ミャンマーで1日に起きた軍事政権のクーデターにより、民主化のリーダーであり国民民主連盟(NLD)の指導者でもあるアウン・サン・スー・チー氏が身柄を拘束された。その後、大規模なデモが頻発するなど、ミャンマーは混迷の度合いを深めている。
そんなミャンマーにおいて、“文字どおり”身体を張って現地の貧しい子どもたちのために奮闘する一人の日本人男性がいる。それは世界一過激な格闘技と称されるミャンマーの国技「ミャンマー・ラウェイ」に挑み続ける渡慶次(とけし)幸平さん。ミャンマー・ラウェイはタイの国技「ムエタイ」の原型ともいわれており、バンテージを巻いただけの拳で殴り合い、頭突きもOKという過激なスタイルの格闘技だ。