将棋の叡王戦段位別予選(九段戦)が2月13日に行われ、森下卓九段(54)が青野照市九段(68)に113手で勝利、Aブロック準決勝に進出した。
相居飛車から急戦調になった一局は、敵陣に馬を作ったあたりから森下九段が優勢に。終盤、森下玉の周りには金銀が1枚もない格好にもなったが、広さと自陣に引いた馬がうまく機能すると、逆に金銀で固めた青野陣を1枚ずつ剥がし勝勢に。最後は即詰みに仕留めた。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。28人が参加する九段戦は3組に分けて行われ、各組の優勝者の計3人が本戦に進む。
(ABEMA/将棋チャンネルより)